中央アルプス烏帽子ヶ岳 時間がないお父さん登山者は走って登る

先日、妻の母方の実家に用事があり、長野県の松川町に出かけてきた。
アクセス良好な烏帽子ヶ岳に走って登頂した。

計画

息子が産まれてからはあまり山に行けていない私。今回は妻から散歩でもしてきたらとの提案があった。
近場を検索すると小八郎岳という山があるらしい。
地元の遠足なんかで良く訪れる山との事だ。

地図を見ていると尾根沿いの登っていく事で烏帽子ヶ岳に辿り付ける事に気付いた。
どうせならここに行きたい!標高は約2200メートル。
日帰りの山としては十分だし、景色も良さそう。

最近トレイルランニングを始めた筆者。

あまり長い事家を空けると文句を言われるので、息子の昼寝時間(1時間)に近所の山に登るためにはじめたのだけれど、今回が初めて本格的に山を走る事になった。

どれくらいで帰って来られるのか分からないが、新しいチャレンジでワクワクする。

峠から雪の稜線まで

松川町の拠点(妻の大叔母の家)からは南アルプス、中央アルプスの山々が望める。
塩見に仙丈、家から見えるなんて最高すぎる…。

朝は遅めの9時半出発。
この時間に出ても登山口に10時につくので最高である。

登り始めからなかなかの急登、トレランはじめたてなので殆ど早歩きで登る。
これって鍛えていけば走れるようになるんだろうか?

コースタイムの半分くらいで 小八郎岳との分岐まで来た。
走るとなかなか早い。今回は山頂は踏まずに烏帽子ヶ岳を目指す。

1800mを超えたあたりから雪が現れ始めた。
今回は軽量化のためチェーンアイゼンを使用した。
ちょっとした雪の場合は滑り止め程度で十分だし、走りやすく、歩きやすいため非常にベストな選択だった。

思ったより雪があった稜線

春だし、暖かいし、そんなに雪はないと思っていたのだが、甘かった。
流石に3月の2000メートル峰、ちゃんとした雪山になってしまい走る事はできない。
スパッツも準備していたので先を急ぐ。
ピッケルは携行していないため、危険な箇所が現れたら引き返すほかない。

少し歩くと展望地が。やっぱり山は良いな~。

山頂手前に「烏帽子岩」があるらしく、そこの通過が問題かもしれない。
樹林帯の雪であればチェーンスパイクで十分だ。

山頂へ

烏帽子岩が見えてくると周りの景色も開けてきた。
ここまでかかった時間は2時間いかないくらい。走ると早いなぁ~。

懸念点だった烏帽子岩も凍っていないので普通に通過できた。整備された稜線だとそんなものかもしれない。

山頂からは松川町が一望できる。
南アルプスもきれいに見えて、最高!
お茶と軽食を済ませる。移動は素早く、休憩はのんびりとることができた。

山で走るなんて楽しさを見いだせなかったけど、なかなか面白い。

下山

下山はいつも退屈で嫌いなんだけれども、今回は走って下りるため中々エキサイティングだ。
どれくらいのペースが良いのかは、初心者のため不明。峠につく頃には走れなくなっていた。
多分はやすぎたのか?

トレランがなかなか楽しい事に気付いたので、少し本格的に始めていこうと思う。
休日は山に行けないお父さん登山家たちにもお勧めです


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