こんにちは!リュウです。
ずっと憧れだった阿弥陀岳の北西稜に登ってきました。
硫黄岳から見える阿弥陀岳のギザギザの黒いリッジ、あのルートを登ったらどんな気持ちだろう。
そう思って以来、ずっと登りたかったラインです。
憧れの北西稜に登りたい!色々なところで言ってはいたものの、実現しなかった山でした。
それは自分の実力不足とか、パートナーが行きたい山でないとか色々でした。
運良く友人のM氏と登れることに、1泊2日で計画し出発しました。
6:00 テント出発
6:40 2450m地点の露岩
7:20 リッジ手前の小ピーク
7:50 第1岩峰到着
10:30 第2岩峰上部
12:30 阿弥陀岳山頂
14:00 テン場到着
17:00 美濃戸口到着
1日目 偵察 ~久々のテント泊装備&ラッセルでくたびれた!~
当初は、テントを張り、簡単な下見をし、南沢大滝で楽しくアイスクライミング!という計画でした。
なので荷物はたっぷり、アイゼンも縦走用とアイス用の2つを担ぎ上げるという贅沢ぶり。
アイススクリューなんかも入って、荷物は25キロという重さに…。厳冬期のそこそこな縦走並ですね。
しかし結果としては北西稜の露岩までトレースなし、結果、歩荷&ラッセル三昧で1日が過ぎたのであった。
(とはいえツボ足で膝くらいのラッセルだったので簡単でした。)
北西稜へのアプローチは幾つかルートが有るようだ。
今回我々は摩利支天大滝のトレースを辿り、大滝が見えたあたりから左にトラバース、そのまま尾根の上を目指して歩いた。
摩利支天のトレースを使わずに、南沢の登山道から尾根沿いに登る方法もあるようだが、今回のルートも良いアプローチだと感じた。
摩利支天のトレースは北西稜のトレースと比べたら付いている可能性は高いし、そこそこ標高を稼げる可能性が高いからだ。
この日は1日ラッセル、その後はテントに戻り休息という事に。
M氏と酒を飲みつつ山の話などをして就寝。