パートナーのM氏と静岡のコンヤ沢を遡行した。
両岸が切り立った崖になっている「ゴルジュ」といわれる地形が続く沢で、静岡にある渓谷の中でも登りごたえのあるルートだ。
今回は日帰りで遡行したが、非常に長い沢なため泊りがおすすめ。
面白そうな滝が多いんだけど、時間を気にしてしまうとどうしても早足に過ぎて行ってしまい不完全燃焼であった…。
遡行開始
今回は長い沢になるので早めに出発する予定だった。
そういう時は例のごとく寝坊するのであった。前日に山仲間と飲み会したのが悪い。
予定よりも1時間ほど遅れて出発、M氏は行かない気満々だったらしい。
私は子供が生まれたため、嫁から許可が下りず久々の山登りである。なにがなんでも行くぞー!
ゴルジュの入り口
1時間ほど河原を歩くとゴルジュの入り口に到着する。
黒い入り口が誘っているようで恐ろしい。わくわくするけど、帰ってこられるのだろうか?と不安になる。
ここに入ったら暫く標高を上げるまでは逃げられない。
ずっと両岸が壁なのである。
ゴルジュと滝
ゴルジュの中は日が当たらなく中々寒い。
とはいえ、入る前に感じていた恐怖はそこまでなくなっていた。
両岸が切り立った壁なため、深い釜や滝も連続する。
楽しいんだけども、ずっと登ったり泳いだりしているので疲労がたまる。

私なんか久々の山歩きで大変である。楽しいけどね。
久々の登攀
沢登の中でも滝の登攀が好きなんだけども、今回はドロドロの壁ばっかり登っていた。
滝は難しそうだし、時間もないし…。
本当なら濡れながら滝を登りたいが仕方なし。
泥だらけの壁にハーケンやカム・ナッツを決めながら登るが、思ったより悪い!!
抜け落ちていく苔やら草やらを掴みながらなんとか登ったが、かなり時間を使ってしまった。
久しぶりに各種ギアを使ったため動きがぎこちなかったし、がっかりである。
どん詰まりの大滝、対岸の壁の登攀
更に沢を詰めると大滝が現れる。とても登れそうな代物には見えず、高巻くこととした。
この滝は2段になっており全長100メートル以上はありそうだ。
対岸の壁を登っている途中から大滝を撮った写真
対岸の壁もボロボロで意外と悪い。M氏と交互にリードで登ったが時間がかかってしまった。
真っ暗ななか下山
泥壁の登攀やら、大滝の対岸の登攀やらで、時間を食ってしまった我々は予定の時間に下山することができなかったのである。
朝から失態続きで落ち込んでしまうが仕方なし。
こんな蒸し暑いところでビバークしたくないため、暗いなかを下山する。
久々の長い参考でM氏、私ともに疲労困憊である。
暗い中なんとか駐車場まで到着し帰路についたのであった。