日帰り登山に行く時の服装 下半身編

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今回は登山での下半身の服装について、私の考えを紹介していきます。

男性目線ですが、山では男女関係なく似たような格好をしますので、女性の方も参考になる気がします。

短パンにセパレートタイプ、長ズボンタイプなど色々な山用のウェアが出ています。

どのアイテムも一長一短、きちんと基本を知って目的に合った格好で登山を楽しみましょう。

 

服の素材をチェック

上半身の服と同様に、乾きやすい服を着ましょう。

乾きやすい服は「速乾性」をうたっている服や、ポリエステルなどの化学繊維の服です。

また、伸縮性のない物も控えたほうが良いでしょう。

足を上げる動作を何度も繰り返す登山では、少しの引っ掛かりが非常に気になります。

 

ジーンズなどは最悪で、乾かず、伸びず、汗を吸った生地が膝周りに引っ掛かり、歩いている間常に不快です。

 

体温調整の機能

当然ですが、ハーフタイプの方が涼しいです。

こちらの記事でも描きましたが、夏の登山などでは、体温の上昇はなるべく抑えたいです。積極的に半ズボンを履くと良いでしょう。

目安としては夏場(7~9月)は半ズボンで問題ありません。

春(5~6月)、秋(10月~11月)は長ズボンにしましょう。風が冷たいです。

また、以下の標高を越える場合は、天気が急変する可能性があります。

(森林限界を超えるからです。 参考:森林限界wiki

 

地域別の森林限界標高(樹林が少なく強風になりやすい)

東北地方の山1600m
関西・中部・関東野山2500m

また、当日の天気が曇りの時などは念のため長ズボンにすると安心ですかね。

 

季節、歩く地形、行動時間などを考慮して選ぶ

半ズボンは長ズボンに比べ、足首が露出しているため、以下のような事が起こりやすいです。

  • 靴に砂利が入る
  • 急な雨や朝露などで、靴下まで濡れてしまう

 

砂に砂利が入るのは最悪です。

靴を脱いで、取り出して…、何度もする事になって嫌になります。

長ズボンにするか、ゲイターを履くと良いでしょう。


ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) ベンチャーゲイター NN21506 CM コズミックブルー L

 

 

また、朝露のついた笹原を歩く時なども、半ズボンだと大変な思いをする事になります。

足元が出ているため、徐々に朝露が靴下を濡らしていきます。

以前、縦走中に靴擦れになって歩けなくなってしまった事があります。

朝早くに行動する時などは、朝露の確率が高まりますし、長ズボンが良いですね。長期縦走なんかは長ズボンで行きましょう。

 

山に行く前に、朝に行動するか、天気は曇らないか、雨が降りそうか、気温はどれくらいかなど、現場の状況を予測して服装を選びましょう。

予測できない場合は、長ズボンを履いていくことをオススメします。

 

山道具紹介


(アーケード) ARCADE ジャージ ボトム メンズ ズボン シャドーボーダーパンツ トレーニングウェア L チャコール×ブラック

安く、歩きやすく、乾きやすい、沢登りの時につかっています。

沢にオシャレな服着て行くと、コケ臭くなり、泥だらけになり、高い服着て行っても意味ないので。

見た目も沢登りじゃどうでも良いですし。おしゃれな人たちは買わないようにしましょう。

 


(モンベル)mont-bell コンバーチブル1/2パンツ Men’s 1105518 TN タン L

膝からしたが取り外せるタイプです。

靴を履いてしまうと着脱が面倒ですが、天気が不安定な時や、歩く場所の情報がない時などは便利でしょう。

山で泊まるときなど、夜と昼で温度差が大きい場合にも役立ちます。

 

ゲイターがあると良いです。

最初から買う必要はないと思いますけど、嫌になったらさっさと買いましょう。


ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) ベンチャーゲイター NN21506 CM コズミックブルー L

簡単に着脱できる簡易ゲイターです。

砂利が入ってきて気になる人は持っていると快適ですよ。

 

最後に

一度着てしまうと暫くは脱げないのが、上半身の服装との違いでしょう。

いろいろな環境に対応できるよう、十分な装備と下調べをして着ていく服を決めましょう。


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